ふるよにメモ

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オフライン起源祭、刀薙忍で準優勝しました!(後編)

 

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※前回に引き続き、オンライン起源祭のレポート記事です。本記事は後編で、当日の試合内容を書いています。

前編では、主にメガミの選出理由を書いています。刀薙忍とかいう酔狂な組み合わせを握った理由を書いているので、まだ読んでいない方はよければ読んでみてください。

前編  →  オフライン起源祭、刀薙忍で準優勝しました!(前編) - ふるよにメモ

 

なお、書き終わった後にふと見たら後編だけで10000字近くありました。不思議なこともあったもんだ。(というわけで、お時間のある時にでも読んでください。)

 

 

目次

 

 

 

1戦目  vs薙爪衣  〜なんで事前にBAN基準を詰めておかなかったんですか?〜

 

……握りを決めてそこで満足してたからだよ!!悪いか!!(悪いです。)

お相手はあびすさん。イメージどおり(?)衣を握っていました。

忍爪衣対面は忍衣を返す前提だったので、何故か爪衣の横に薙がいて困りました。爪衣は魚吊り強化のおかげで天狗道が構えやすくなったこともあり、正直あまり返したくなかった&検討もサボっていたのですが、月影が当たらないやつを返すよりマシだと考え薙BAN。自分も薙爪衣を検討していた(前編参照)のだから、対面に来たときのことも考えておけという話ではあります。せめて、そこそこいそうな薙爪を返してよいかくらいは検討しておくべきでした。大反省マテリアル。

こちらは暴力金太郎飴のため何が帰ってきてもおかしくない(強いて言えば、影菱と誘導底力がある刀忍返しはなさそう)と思っていたところ、忍をBANされます。

 

刀薙(忍)vs爪衣(薙)

斬、一閃、柄打ち、薙斬り、八方振り、石突、無音壁

月影落、浦波嵐、響鳴共振

 

構築は赤札メインに、切札はダストを使わず(=玄塗りをアクティブにさせず)間合4まで下がれる響鳴共振と、響鳴共振後に確定でライフに入る月影落まで確定。残り1枠は安定の(?)浦波嵐としましたが、浦波でなく音無でも良かった気がします。(構築時は、響鳴月影が最低10フレアのため音無を迂闊にパカパカできないので、じゃあ浦波嵐でいっか〜とか考えていました。)

決闘は後攻スタート、初手呼び声を打たれます。爪衣は偽証でゲージを伸ばすものだと思っていたので少し驚きました。その後は近づくまで偽証はされず、風走りで間合1に着地されつつなれ果てでダストを枯らされます。

ゲージはここまで風を優先的に上げてきていたので、招来孔がほぼ確定で入っているものと考え、残り1枠は風神爪か円環だろうと考えて動きます。(試合後に言われて気がついたことですが、風を上げて招来孔を開ける前提ならば、風神爪となれ果てを両採用するよりもそのフレアを使って風魔纏廻で巫女神楽を使い回した方が強いので円環をケアする方が合理的だと思います。)招来孔採用の場合、天狗道に届く風12までゲージを与えてはならないことに加え、不要な呼び声や風走りをゲージの種にされると大変癪なので、ルルララリからの頓死だけは一応ケアしつつ、全反証マンになります。1巡目の偽証がなく煽り殺陣が入っていなそう(あるなら偽証魚吊りくらいはするはず?)だったこともあり、ヤバい裏目はなかったと思います、たぶん。

その後はクリンチ気味に動かれ、一生魚吊りを構えられていたものの、こちらも必死に離脱や後退(玄塗りケアのため後退した方がいいです。1度忘れていて2/1を2/0にされて怒りました)から柄打ちや石突を振ってクリンチに抵抗していましたが、中盤に円環を開けられてしゃがみを強要されます。

終盤、お相手の風ゲージ8、フレア6、手札4枚の状態から偽証嘘突きが飛んできます。本物の場合、自分のライフが残り3か4(うろ覚え)だったので、偽証に失敗して1/1を受けると風雷撃と巫女神楽を絡めたリーサルがあってもおかしくない盤面でした。一方偽物の場合、残り3枚の手札が全て衣の札(嘘突き+魚吊り+玄塗りなど)である場合に、この偽証嘘突きを通してしまうとその3枚を打たれて風12到達→天狗道を構えられて勝てなくなります。さて、反証しますか、しませんか。

お相手の山札が残り1枚(うろ覚え)で本物を引いていそうだったことと、ここまで全反証していたこともあり、なんとなく本物っぽい感じがしたので、ここは反証せず通しました。表にはされず2/1を普通に受けると続いて偽証玄塗り。今日天狗道を構えるぞと主張されます。

おそらく前のターンから魚吊りと玄塗りを握っていたと思われるため、少なくとも手札に玄塗りはあったと予想できる一方、風走りや呼び声といった偽証の弾があるためここは更に悩みます。また、この時点で(記憶違いでなければ)嘘突き、玄塗り、魚吊り、風走り、呼び声の5枚しか見えておらず、残り2枚は風雷撃、流転爪(or獣爪)と考えると、お相手のデッキに衣の札は3枚しか入っていないはずで、ターン開始時の手札が4枚とも衣の札であるとは考えにくいなと考え直します。(偽証嘘突きの時点でここまで考えるべきでした。)すると、このターンの手札4枚のみで風12に届かせるためには偽物の偽証を1度通すしかなく、偽証嘘突きを素通しした今のタイミングがお相手視点では絶好のチャンスではないかと考えます。

そして、反証に成功した場合、風12に到達するには巫女神楽まで打つ必要があり、天狗道まで構えるフレアはなかったため、反証成功のリターンが大きいと考えました。というわけで度胸の反証をしたところ成功し(確か呼び声だったはず)、そのままターンが帰ってきたので、プラン通り響鳴月影でリーサルでした。

感想戦の結果、お相手の風雷撃がボトムり続けていたらしく、かなり引き運に恵まれた試合でした。また、最終ターンの玄塗りが本物だった場合にまあまあ死んでそうだったので(嘘突きも含め)反証するかは諸説ありそうな感じでした。そもそも爪衣を返すのが正解だったのかもわかりません。(薙爪返せるか検討しておけば……。)レンリとかいうヤツ使う側でも使われる側でも難しいですね。アンチ!

さて、暴言を吐いてしまう前に次の試合に行きましょう!

 

 

2戦目  vs薙扇忍  〜なんで令和の時代にこんな3柱が存在するんですか?〜

 

はい、お前が言うな大賞ノミネートです。(なんなら虚魚の強化により薙扇忍は薙扇さえ乗りこなせればアリ寄りだと思います。少なくとも刀薙忍に比べれば。)

お相手はヘリングさん。お互いに比較的古参のミコトです。いや、なんだこの平成のマッチアップは……。

扇のミコトに扇を返すのは大変癪だったものの、薙扇は薙忍や扇忍に比べればパワーが低い組み合わせなので、まだ相手しやすいと考え忍BAN。帰ってきたのは刀忍でした。いや、なんだこの平成のマッチアップは……。(ちなみに後で知ったことですが、このとき別卓でも刀忍vs薙扇が発生していたらしいです。もしかして会場の一部だけタイムスリップしてました?????)

浦波嵐に終端がついていなかった当時であれば余裕で勝てていたはずなのですが、なぜか終端がついている上、薙と扇が当時より相当強くなっているので首を傾げます。あの頃はよかった……(老害)。一方で刀忍も新虚魚でリーサル打点は向上しているため、まあ頑張りましょう。

 

刀忍(薙)vs 薙扇(忍)

斬、一閃、柄打ち、影菱、鋼糸、忍歩、誘導

月影落、浦波嵐、虚魚

 

構築はいつもの通常札7枚と、切札はリーサルターンに影菱から入りやすくなる虚魚、千歳や律弧を絡めたリーサルに抗う浦波嵐までは確定とし、最後の1枠は安心と信頼の月影落(概ね久遠と交換になるものの無いよりはマシ)にしました。正直、月影落を蹴ってまで他に入れるものもないような気がします。(強いて言えば浮舟宿か壬蔓?)刀忍が構築が簡単でお得だなぁ。

決闘は後攻でスタート、先3に無窮から薙斬り、晴舞台(こんな強いカード当時はなかったぞ!!)と叩かれターンが回ってきます。雅打ちとかいう最強のカードを構えられていて癪だったので攻撃は振らず2前進1纏い、間合2でターンを返します。

お相手の再構成後、石突きを振られますが、2/1をいちいちライフ受けするとライフが足りなくなるためここはオーラ受け。影菱ケアの離脱から集中2のままターンが返ってきます。仕方が無いので設置から鋼糸、雅打ちと交換してもらおうと思いましたが普通にオーラ受けされ、ブラフか?と思いながら抱えていた斬を振ったら待ってましたとばかりに雅打ちで打ち消されます。ライフを守る動きがお見事でした。(このとき、「平成だなぁ〜!」と内心ワクワクしていました。)

その後、こちらは影菱をケアさせるため間合2に張り付きつつなるべくダストを枯らすように動き、一方で2/1は基本オーラで受けますが(突然千歳が飛んできても浦波で一応受かっています)、2/1オーラ受けでできたダストから跳ね兎で下がられるなど、設置を上手くケアされます。アグロ月影落を嫌ってか2/2を1,2回ライフ受けはしてくれたものの、梳流しのクロックもあり、ライフはトントンで推移します。

終盤、手札に柄打ち、影菱、誘導と揃い、柄打ち以外伏せて虚魚を開け明日殺すと主張します。返しに間合4まで逃げられたので、設置で忍歩前(一応詩舞ケア)→鋼糸を使用したところ対応雅打ちで打ち消され、追加で誘導を相手宿しに使用します。(自分オーラが5で相手後退にすると赤札が振りにくくなるためです。)

一閃が引ければ(詩舞がない限り)勝っていそうだったのですが、残念ながら引けませんでした……確か斬(石突?)と誘導とかだったはずです。うーんこの最低保証感。一方、お相手の見えていない2枚の切札が音無久遠でなければリーサルで、音無久遠の場合も切札から追加打点が出ないので負けてはいないだろうと考えて攻撃を仕掛けましたが、斬(石突?)に音無、月影落に久遠を吐かれ今日のリーサルはなくなりました。眼前構築がお上手です……。仕方がないので明日があることを祈ってターンを返したところなんとか生きていたので、引いてきた赤札を叩いて勝利です。

お相手の引きがわりと噛み合っていてかなりヒヤヒヤさせられ(トップ石突雅打ちはズル)、構築や途中の立ち回りもしてやられたなと思う部分が多かったのですが、なんとか(カードパワーにものをいわせて)勝つことが出来て良かったです。古の決闘ができて大満足でした。ありがとうございました。

 

 

3戦目  vs扇忍爪  〜なんで対忍爪の構築を考えてなかったんですか?(序章)〜
 

……握りを決めてそこで満足してたからだよ!!悪いか!!(2回目)

お相手はいずさん。兜のミコトで、丁寧なプレイと語録が印象的な方です。兜がいないからって扇握るのはやめてください、うちの刀が泣いています。

とはいえ扇をBANして忍爪に月影を当t……ん??鳶影風走り??うーん、困ってますの。とはいえ久遠雅打ちに比べれば対応は薄いし、ゆうて底力当たるやろ笑ということで結局忍爪を返します。返ってきたのは刀薙でした。忍爪対面の場合、刀忍であれば誘導底力、薙忍であれば響鳴律弧を軸に考えればいいのでそこまで構築で悩むことはない(ので対忍爪の構築を特に考えないまま臨んでいた)のですが、刀薙は取り得る軸が多く(底力?月影?律弧?果て?気炎?)、切札がいずれも優秀なこともあって、(1戦目の爪衣のように確定で当たる大型切札があれば話は別ですが)5分で最適な構築を組むのはほぼほぼ不可能です。本当になんで想定対面と当たったのに困ってるんですか??結局、組んだ構築は以下の通りです。(※5分で考えた構築なので、構築が正解かは知りません。もし正解の構築があればこっそり教えてください。)

 

刀薙(忍)vs忍爪(扇)

斬、一閃、柄打ち、薙斬り、八方振り、石突、圏域

月影落、浦波嵐、浮舟宿

 

……「ゆうて底力当たるやろ笑」とか言ってたのはどこのどいつだ??

一応、使用した構築の意図としては、通常札はライフレースに負けないよう赤札マシマシ、残り1枠は何かあったときに赦しを乞うための圏域(虚魚の返しに置き、間合4まで逃げることで鋼糸と影菱を同時に振られずに済む、圏域展開の返しに風走りさえなければ爪の赤札を振られない)を入れました。切札は、テンポを取り返すための浮舟(前編の対抗策①)、生き残るための浦波(ここは音無でもいいと思います)までほぼ確定で、あと1枠は果て果て、底力、月影落の中で悩んだ(このうち2枚積んで殺意マシマシ構成にしてもよかったかもと今では思います)末、結局は最強切札であるところの月影落にしました。鳶影があるからと気炎構築を断念した(下記参照)のに何で月影落積んでんの??鳶影風走りケアできてないじゃん??

なお、最初に気炎構築を考えましたが、ダストを枯らし気味に動かれた場合に綺麗に気炎を展開できるか怪しかったこと、鳶影風走りと鳶影忍歩のせいで最強律弧を安定して当てられないこと、思いつきで気炎構築にして負けたら後悔しそうなことを踏まえ、ここでは採用を見送りました。

 

決闘は先攻で、お相手も前進に協力的(おそらく1巡目から設置攻撃を当てるため)だったので、先3に薙斬りと斬でクロックを刻みます。返しに鋼糸、壬蔓、風走り、虚魚、風神爪と叩かれオーラを0にされつつ間合2に着地されます。ここまでは想定済みで、切札が全て見えたことで鳶影と熊介をケアしなくてよくなったので内心安堵します。

間違えて伏せてしまった圏域(なんで伏せた??)を再構成からちゃんと引けたので、浮舟宿でオーラを回復しつつ離脱と圏域で間合4まで逃げ、設置は鋼糸忍歩誘導で赦してもらいます。また、風走りを引かれなかったので間合4スタートになり、偶然引けた八方振りと薙斬りでライフリードをとります。運だけの春日と言われても反証ないです。

そこからはなにやらいい感じに推移していき(具体的な盤面はあまり覚えてません、すみません)、最後はお相手からラッシュを仕掛けられますが、風神爪に浦波嵐を合わせて生き残ったため、返しに月影落でリーサルでした。

圏域のタイミングがよかったこともあり風雷撃をあまり振られず、ライフをいい感じに守れたのが勝因かなと思います。次からはちゃんと構築を考えようと心に誓いました(フラグ)。

 

 

4戦目  vs書棹面  〜なんでこんな3柱がここまで勝ち上がってるんですか?〜

 

はい、お前も大概だぞ大賞受賞です。(ちなみに、準決勝に残っていたのは刀薙忍、書棹面、銃忍爪、銃爪衣でした。)

お相手はにしたけさん。クルルなど、どちらかというと邪道に分類されるメガミをよく握っている印象があります。全盛期から散々ナーフされてきた仮面を握ってここまで来ているのは流石だなと思いました。というか景品がかかってる試合でこんなの相手したくないです。(お相手も同じことを考えていたかもしれませんが。)

棹は相方にもよりますがレンジロックができることと、可能性の枝とかいう浦波嵐もビックリの最強対応切札があるせいで月影落も底力も当たらないので、対面に来ないことを祈っていたメガミの1つです。一方、書面は封殺こそあるものの基本的に大型切札が当たる組み合わせなので、ここは迷うことなく棹をBANします。(面のところが橇だったら本当に無理だったのでその点だけはほっとしました。)書面の構築はいわゆる赤幕万証しか知りませんでしたが、ダストを枯らしながら動けばいつか全てが当たって削りきれるはずと思っていたところ、返ってきたのは薙忍。まあ底力も月影落も受かってませんもんね。

 

薙忍(刀)vs書面(棹)

薙斬り、八方振り、石突、影菱、鋼糸、忍歩、誘導

律動弧撃、壬蔓、虚魚

 

通常札はいつもの7枚、切札は大型打点の律弧、フレアを使わず打点になる壬蔓(普通なら音無も採用圏内ですが今回は打つ対象がないため不採用。そしてリーサル時の1/1はサイネにとって喉から手が出るほど欲しい)、残り1枠は虚魚と響鳴で悩みますが、リーサルターンに設置鋼糸から入った場合に響鳴の消費フレアがエグいことになるのと、何かの間違いでレンジロックされた場合に響鳴だと腐るので、最悪オーラから納めてダッシュできる虚魚にします。(いま冷静に考えると、こちらが玉入れする都合で後退用のダストが存在しないはずなので、不要な心配のような気もします。)

決闘は後攻スタート、初手に空想(前)、前進から脚本化を振られ、位置取りを置かれます。通常であれば、前進して間合7でターンを返すのが正着(2後退で位置取り達成→後ろでダラダラされるのを防げる上、間合5以下でターンが返ってくることから次のターンに赤札を振りやすいため)だと考えているのですが、詭弁に当たるとしょうもないのでここは後退宿しエンド。先2で1宿し2前進エンドから位置取り達成、右ルートの赤3に進まれます。赤幕万証であれば紫0か緑6に進むはずなので、この時点で終幕だと決め打ちます。(一応、右ルートに行きつつビート軸を取る組み合わせも存在するのですが、書面ではさすがに打点が足りないはずです。)

終幕の場合、最後の試練は万証で裏桜飛沫を達成するとして、一度目の試練は裏位置取りかなあ?なんて思いつつ、何にせよダスト枯らしが有効なため、ダストを枯らそうと固く心に誓います。

次の構想は先3に全力化断行から鼓動を置かれ、返しに前進して間合2に着地します。お互いの再構成で鼓動が進んだところで、脚本家から裏桜飛沫を置かれます。

いま万証を置いたら流石に万証死するのでは?と思いつつ、ちょうど影菱を引けたので適当に赤札を振りつつ影菱を伏せ、ダストを枯らしてエンドすると、天地反駁を展開されます。そういえばあったなそんなカード。賢い。とはいえオーラから3つ納めているため、殴れば折れそうだなと思いつつ、返しは設置影菱スタートで断行を伏せさせます。

次のターン、再構成からトップで断行を引かなかったため、たまゆらふみから殺陣をセットされ、そのままエンドされます。(断行の場合、達成済の鼓動を置かれてもっと厄介な状況になっていたと思います。)迂闊に攻撃を振って適当に対応された場合、殺陣が進んで明日が最後の晩餐になってしまうので、手札が揃っていないこのターンはしゃがむことにし(ここまで使用されていなかったので引用のケアは切りました)、虚魚を展開して明日殺すと主張しエンドします。

次のターンは空想と脚本化を振られて殺陣が進みつつ、影菱を封殺されてしまいますが、設置忍歩鋼糸→誘導後退でオーラをズタボロにしてから律動弧撃で無事リーサルでした。仮に、最後の1枚の切札がよちよにで律弧の2/2が消された場合でも、ちゃんと計算はしていませんがおそらく壬蔓と手札の八方振りも込みでリーサルでした。また、仮にリーサルでなくとも、書面が切札なしで即座に達成できる試練は裏位置取りしかなく、オーラがなければ1ターンに5後退はできないはずです。

なお、反駁展開中の立論-/2に当たってしまうと突然の万証リーサルも起こり得た(虚魚を展開したターンは山札1枚でした)ので、再構成した方が頓死せず安全だったかもしれません。

 

 

 

5戦目  vs銃忍爪  〜なんで対忍爪の構築を考えてなかったんですか?(終章)〜

 

本当にさぁ。

お相手はZicoさん。トップメタを強く使うイメージで、やはり(?)忍と爪を握っていました。

(Zicoさんも記事を書かれていたので、リンクを貼っておきます。構築や立ち回りが詳細に書かれていてお得なので是非読んでみてください。→ オフライン起源祭、2023夏ノ陣レポート!銃忍爪(ヒミカ/オボロ/ライラ) - Zicoのふるよに探検ツアー!

 

さて、レンジロックが受かっていないためノータイムで銃BANです。本当は銃爪なら返せるかもしれませんでしたが、検討していないし手の内が読める忍爪のがマシなはず。

 

刀薙(忍)vs忍爪(銃)

斬、一閃、柄打ち、薙斬り、八方振り、石突、圏域

底力、浦波嵐、浮舟宿

 

3戦目の構築から月影落を抜いて底力を入れただけです。理由としては、決勝にもなって鳶影風走りをケアするのは疲れる(すでにここまでの4戦でかなり疲れていました。平成3柱を握っている時点で覚悟しておけという話ではありますが)ため、底力1点集中の方が変なミスをしないだろうと考えてのことです。

しかし、やはり疲れていたためか、構築の時点でアラが目立ちます。少なくとも、底力を狙うのであれば圏域ではなく衝音晶にすべきでした(衝音底力を狙えますし、虚魚の返しに間合4まで下がるという役割は衝音晶でも担えます)が、3戦目の成功体験が邪魔をして圏域を抜くことが出来ませんでした。また、果て果てをケアさせる意味でも、薙斬りか八方振りの代わりにオーラを剥げる居合の採用も検討すべきでした(3戦目の試合展開から、よほど上手くいかないと間合4まで下がって薙斬りと八方振りを振るのは困難なため)。疲れていたので仕方ないですね。そういうことにしておいてください。やめてこれ以上石を投げないで。

決闘は先攻スタート、後2に風走り込みで間合3に着地されます。とりあえず誘導ケアでオーラを埋めてから斬でライフを取り、そのまま後退から薙斬りを振りますが誘導でスカされます。ケアが一貫していない阿呆は私です。99%誘導を構えられていた盤面でしょうが。返しに鋼糸から虚魚を展開されてターンが返ってきます。切札が1枚しか見えないのは不穏ですね。鳶影があってもおかしくないし底力にしといてよかった〜。

今度はちゃんと圏域を握っていたので、3戦目同様に間合4に下がって赦しを乞い(相手フレア1で2焦燥込みでも熊介は来ない盤面でした、一応)、設置鋼糸と誘導で済みます。ゲージが欲しそうなのに忍歩は使用しないんだなぁなんて思ってたら、後々獣爪を振られます。なるほどなぁ。

終盤、風雷撃を流転爪で戻された返しに、影菱ケアの離脱をしつつ適当にお茶を濁して攻撃を誘ってみました(手なりで風雷撃を振ってくれれば浦波嵐→ライフ受けから底力で勝ちでした)がちゃんとしゃがまれました。結局リーサルをとれず、仕方ないので石突を握りしめて耐えている顔をしますが、鳶影影菱で石突を落とされ、そのままリーサルをとられました。

少なくとも底力と果ては終始ケアが徹底されていた上、最後の巡目にちゃんと鳶影風走りが構えられていたので、仮に別の構築だったとしても勝てたかかなり怪しかったなと思います。お見事でした。

 

 

 

というわけで、惜しくも決勝戦で敗れてしまったものの、初のユリナタロットを獲得することができました!また、ユリナ(それもオリジン)を使用してのユリナタロット獲得だったので、個人的には大満足です!

負けたのは月影落不採用の試合だけだったので、信仰心が足りなかったなと反省しています。月影落しか勝たん💪💪💪

次こそは優勝を目指します!

 

そして、次シーズンも起源戦(もちろん完全戦も)で刀薙忍は使用可能なので、本記事で興味を持った方は是非!!勝てなくても責任は負えませんが!!

 

 

というわけで、こんな長い文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。今回はこんなところで。